横浜マラソン2018に参加しました。
昨年は落選になったのですが、今年少ない倍率の中、運よく当選することが出来ました。
やはり俺は運がいい(笑)
ちなみにタイムはネットタイムで
3時間47分10秒(手元の時計の参考タイム)でした。

こちらのブログでは横浜マラソン2018の感想や気付いたことを
・スタート前
・コースについて
・運営に関して思う改善箇所
・自分の中の課題と新たな課題について
といった3項目に分けて、自分の中の備忘録と2019年以降に参加する方の参考にしていただければと思います。
ちなみに2019年は11月10日の日曜日の予定になっています。
スタート前
横浜マラソンは8時半スタートです。
荷物預けのためにパシフィコ横浜を目指します。
そのため、朝の6時30分~40分ごろに桜木町駅に到着。
「2時間前だから早いかな?」
と思っていましたが、甘かった・・・。
桜木町駅前はこんな感じでした。

桜木町駅前の様子です。
既にたくさんの人がいました。
桜木町駅・ランドマークプラザのトイレには既に列が作られていました。
ちなみにこの辺りの男子トイレの行列は大半は個室の方ですので、小の時はいきなり並ばずにまずは中を見てた方が良かったです。
そしてパシフィコ横浜。
付近の信号待ちで長蛇の列でした。
多過ぎたので写真撮ってません(笑)
桜木町駅からの人と横浜駅から歩いている方がバッティングしますので致し方ないですね。
そして当然パシフィコ横浜内のトイレも混雑します。
私は小の方で7時20くらいから並び始めて、たどり着けたのは約20分後でした。
スタート付近の公園のトイレは空いていたらしいですが行っていないので実際のところは分かりません。
最期にスタートライン。
パシフィコから徒歩10分と言われていますが、マラソン当日に限って言えば嘘です!
当日は大混雑ですので10分では無理です。
私はトイレを済ませて7時45分くらいから行きましたが、整列終了時刻の8時ギリギリでした。
最後走りました(^^;
まあ、8時過ぎても並んでいる方はたくさんいましたのでちょっとくらいなら遅れても大丈夫そうです(笑)
来年出るならもっと早く駅に着くようにします!
コースについて
横浜マラソンのコースと言えば、
・みなとみらいを走れる
・首都高速がある
といったことで有名ですが、実際に走って感じたことを10キロ単位で紹介します。
ちなみにコースはこちら。
見れなくなっていたらごめんなさい(m´・ω・`)m ゴメン…
スタートから10キロまで
最初の10キロが最も「これぞ横浜」といえる景色でした。
パシフィコ横浜、みなとみらい、そして愛するベイスターズのホームである横浜スタジアムに山下公園といった感じで1/7フルマラソンはこの辺りだけを走れますので気分よく走れそうです。
特徴としては全体的に狭い道が多く、スタート前のランナー渋滞が重なるのでスピードは出しにくいです。
ありがたいことに給水所が早くからありますが、ランナー渋滞の最中ですので戦場です(笑)
やむを得ず他のランナーさんにぶつかってしまったらどちらが悪いか関係なしに一言「すいません」と言っておくようにすると良いでしょう。
後ろからぶつかられて素通りされたときのイラッと感って半端ないですからね(笑)
逆に謝られると
「こちらこそすいません」
と申し訳ない気分になるのでちょっとした一言でも大事だなと感じます。
なので、自己ベストを目指している方にとっては、我慢の10キロといえます。
上手くペースを作れず苦戦しました。
10キロ~20キロ
この辺りは折り返し地点の南部市場を目指して走りますが、時間帯的には首都高速の下を走る時間が長いです。
そのため、上にある首都高速が日陰を作ってくれます。
そういった意味では走りやすいです。
また、この辺りではもう渋滞も緩和されてマイペースで走れるようになっていました。
気がかりとしては私だけだと良いのですが、身に着けていた時計の表示が少しおかしくなってました。
私は時計で
・タイム
・1キロごとに表示される1キロごとの通過タイム
・今のスピードは1キロ何分ペースか
を常に確認しています。
1キロの通過タイムが5分10秒前後だったのに、時計の表示の現在のスピードを「1キロ5分40秒~6分ペース」と表示されることが多かったです。
原因は謎ですね(笑)
そういう意味ではペースを体に覚えこませる練習をしていてよかったです。
また、この10キロは終盤にバーテンダーのノンアルコールカクテルの給水があり、名物になっています。
一番後ろにいた男性が、
・「ザ・マスター」
・「カッコイイおっさん(すいません)」
と言った感じでした。
この10キロは上手く日陰を活用したい10キロでした。
この辺りからマイペースで走れるようになり、また日陰のおかげで気分よく走れました。
20キロ~30キロ
21キロから首都高速が始まります。
料金所の手前に中間地点の21.0975キロ地点があります。
この料金所に向かう坂がこの大会1番の急勾配ではないでしょうか。
そして、肝心の首都高速ですがまとめるとこんな感じ
・道路が斜めに傾いているため、普段とは脚へのダメージのかかり方が違うかも
・緩やかにアップダウンがある
・日陰無し!直射日光完全直撃のため帽子は必須
・ただ、風通しはよく心地いい
というのがこの10キロの印象です。
気温が高く晴れの日はこの高速でばてないようにそれまでの20キロを抑えたほうが良いかもしれません。
私はそれまで抑えていたこともあり、「走りにくい」、「沿道に人がいないので辛い」と悪評も多い首都高速ですが楽しめました(^^)
給水所と沿道パフォーマンスの方々はいらっしゃるので元気をもらえます。
時間的にも気温の高い時間帯に通過する地点ですので、直射日光と戦う10キロです。
序盤ペースを抑えていたこともあり、この10キロは本当に楽しい旅でした。
30キロ~ゴールまで
31キロで首都高速が終わります。
その後は一般道に戻り、横浜みなとシンボルタワーを目指し、35キロ手前で折り返してその後はみなとみらいを目指し、赤レンガ倉庫の敷地内、パシフィコ横浜に入りゴール!
となっていますが、精神的に一番きつかったのは意外と折り返し地点までが長く感じました。
折り返し後のランナーさんたちとすれ違うので
「早くあっち側に行きたい」
と思いながらも中々見えてこない時間帯です。
しかし、折り返せば残りの距離は約7.5キロです。
この残りの距離は花道だと思って行けます。
この最後の12.195キロは折り返し地点までが大変しんどい12.195キロでした。
ちなみに私は折り返し地点付近から急な吐き気に襲われて、折り返し地点を前に失速してしまいました(笑)
暑さのせいか、給水所でスポーツドリンクの摂り過ぎで気持ち悪くなってしまったのか、はたまた両方か、とりあえず次のレースで検証すべき最重要課題となりました。
運営に関して思う改善箇所
沿道の応援もバラエティに富んだパフォーマンスがあり、ボランティアの方も大変多い素晴らしい大会でしたが、まだ4回目(1回は台風で中止)ですので改善すると良いのでは?と思うところもありました。
1、荷物預け用の袋は先に送った方が良いのでは?
荷物を預ける際は受付時にもらえる所定の袋に入れます。
こんなの

紐は取ってしまいましたが、実際には青い紐が付いていました。
ボストンバッグも余裕で入りました。

地方から来る方の事を考えると受付よりも前にこの袋を渡しておいた方が
「これに入る量の荷物にすればいいんだな」
となるので、これを大会の前々日・前日の受付の時に渡すのは良いとは言えないのでは?と感じたので受付用のカードなどを送付する時に一緒に送った方が良いなと感じました。
流石に地方から泊りできて「荷物は入り切りません」だと困りますからね。
2、スタート付近に仮設トイレが欲しい
先に書いたようにスタート前のパシフィコ横浜のトイレは20分待つほど大混雑でした。
場所的に厳しいのかもしれませんが、スタート地点の近くやパシフィコ横浜とスタートに向かうまでのどこかに仮設トイレがあればそれだけでも大分トイレ渋滞の緩和になるのでは?と思います。
3、スタートブロックの割り振りってどうなってんだ??
これは運営というよりはランナーのモラルの問題なのかもしれませんが、今回私は申告タイムが3時間45分(40分だったかも)でBブロックでした。
しかし、いざレースが始まってみると申し訳ないですが走りをみれば、明らかにAブロックの力がない方がAブロックのゼッケンを着けているのを多く目にしました。
最初の10キロは道が広いとは言えない上にそのような方が前に多数いることでAブロック後方とBブロックがぶつかり渋滞が悪化します。
3時間45分でBならAは3時間40分を切るランナーしかいないはずですので、Bブロックの真ん中あたりでスタートした私はAブロックランナーにはほとんど遭遇しないはず。
しかし、途中から目に入るランナーの半分くらい(もっとかな?)はAブロックのゼッケンでした。
割り振りのしかたが非常に気になります。
この3点が改善すべきでは?と言ったところです。
自分の中の課題と新たな課題について
今回で7回目のフルマラソンとなりました。
タイムを1回目から分単位までで簡単に紹介しますと
・3時間46分 12月湘南
・3時間48分 10月金沢
・3時間50分 12月湘南
・3時間44分 3月古河はなもも
・3時間43分 10月金沢
・3時間42分 12月湘南
そして、今回が3時間47分(10月横浜)でしたので3回続いていた自己記録の更新が止まってしまいました。
今まで課題にしていたのが(原因は完全に私の推測ですので合っている保証がないことをご了承ください)
1、終盤体が鉛のように重たくなる(糖質消費によるエネルギー切れ?)
2、終盤脚の筋肉が痛くなりスピードが出ない(筋力不足とアミノ酸切れ?)
この2つが大きな課題となっていました。
1に関しては
・序盤スピードを抑えること
・ガチユル走 方法はこちら → ガチユル走について
・日常生活でのコエンザイムQ10補給 詳しくはこちら → コエンザイムQ10について
で最近はあまり感じなくなりましたので、これは克服しつつある課題といえます。
2に関しては
・ロング走を練習で増やす
・レース中に摂るアミノ酸の量を増やす(特にBCAA)
・かかと着地気味なのでミッドフットへの矯正
今回は特に着地の矯正を時間をかけて取り組みました。
自己流のトレーニングですのでオールスポーツさんの写真を見るまではきちんと修正できているかは分かりませんが(笑)
昨年12月の湘南国際は脚が動かなくなりかけましたが、今回はそのようなことがなかったのでレース中のアミノ酸の摂取量を増やしたのとフォームが前より良くなったのかもしれません。
しかし、今回は新たな課題に終盤気持ち悪くなってきてペースが落ちる、というのを経験しました。
原因は先ほども書きましたが、暑さかスポーツドリンクの摂り過ぎかその両方かなとも感じます。
私より上のレベルの方からすれば「練習不足だ!」で切り捨てられそうですが(笑)
振り返ってみれば昨年10月の金沢でも起きた気がします。
あの時は糖質切れを恐れてブドウ糖の飴をポケットに多く忍ばせていたのでそれが原因の気もします。
なので、過剰な補給があったのかもしれませんね。
いつもは給水所では必ずスポーツドリンクを飲み、水は顔と首筋にかけるだけですが、次の大会では給水所の2つに1つはスポーツドリンクではなく水にしてみようかな?と思います。
来年横浜マラソンに出れるのならばリベンジです!
最後までお読みいただきありがとうございました。